弟が持ってきたブラッククローバーって漫画を読んだ。

王道の魔法バトルファンタジーで童心をくすぶるような内容。周りは魔法を使えるけど、主人公は魔法が使えない。この世界の常識は魔法が使えることで、主人公は非常識な存在だが、熱い心と仲間想いの優しさでみんなを巻き込んでいく、少年ジャンプらしいストーリー。

 

気になりアニメを見て考えたことがある。

それは「階級」について。

ブラッククローバーでは、魔法力が階級となって現れている。

 

王族や貴族がとてつもない魔法力を持っていて、

平民、下民と下がっていく。

王族や貴族は裕福な生活をし下民は畑を耕し生活する。

どちらが幸せかどうかという問題は当事者ではない私が測れることではないので置いといて、まるで日本の封建社会のような設定であろう。

封建社会の土地が魔法に切り替わった感じ。

現代で照らし合わせるなら、お金をどれだけ持っているかどうか。

 

人間は生まれながらにしては平等だとおもう。

だけど、どのように生きてきたかによって差がつく。

会社に入れば上司部下後輩のように上下関係がある。年上や年下のような上下関係も。

 

社会的な上下関係ってあるけど、私はまず、人として全ての人は対等であると考えている。

俺、私の方が偉いって考えている人を時より見かける。

俺、私の方が、高学歴、仕事ができる、歳上などなど。

 

人は周りと比べないと自分の価値がわからないってことはあるかもしれないが、比べて偉いとか劣っているとかなんかダサくないか。

それより自分自身との誓いの中でどれだけできてどれだけできないかが大事。

 

「天は人の上に人をつくらず、天は人の下に人をつくらず」

福沢諭吉の言葉だけど、人は平等だ。平等だけど現実的に差が起きている。

これは学んでいるかいないかの差を言っている。

それは単純な学校に行っての学びではなくて、人生を通して大事なことを学んでいるかどうかだ。

 

今の私は他人がどうかっていうのは気にならない。

自分が大事だって想っていることをやれているかどうかが大事。

小さな変化でも自分が望む方に行動を起こせているかどうかが充実感や満足感を与えてくれる。