地方自治体公務員は安定ではない

地方公務員というのは3年程の周期で職場が変わります。

 

私は4年目で現在、教育職場ですが、3年目までは財政職場にいました。

財政職場は新年度予算時期になると忙しく残業は当たり前のような職場でした。

新人なのでとりあえず既存の仕組みで言われた通りにやっていましたが、明らかにやり方に無駄を感じてました。

来年度の最低限見込み収入から支出を組む訳ですが、全部局の予算要求書を全て見るのですよ?

大きい事業や新しい事業を査定するのはもちろんだと思いますが、消耗品費とか経常経費も見てたら、時間がいくらあっても足りないです。

 

仕事に慣れて改善を図ろうと想ったら異動ってのが普通です。

 

「癒着 人材育成 適性の発見」が目的で異動があるみたいで、得意でない部署に配属されても3年我慢すれば異動ってのもありますが、頑張っても異動があると考えると新しいことに挑戦するより、既存を維持する方がいいって考えになる人が出てくるのもしょうがないと思います。

行政サービスの向上より、行政サービスの維持に力を入れているということです。

 

今後公務員の事務的な仕事はAIに取って代わられるってのは現実的にあると考えます。

 現状維持ってことは、そんなにクリエイティブな仕事をしていないってことです。

作業業務なんてAIに代わるのは時間の問題で、これは公務職場に限ったことではないけれどいかに人間らしい想像的な仕事ができるかが大事になってきます。

芸術(絵、歌とか)はAIでは満足できないでしょうね。

公務員の辞退者が多いのも納得できますし、仕事のあり方が変わってきてますね。

 

まあ、私個人的にはAIの発展に伴う、BI(ベーシックインカム)を導入すべきだと考えます。